頭痛

首や肩の筋肉に疲労がたまり「コリ」ができるのですが、
これがひどくなると、頭痛になってしまう場合が多くあります。

肩こりからくる頭痛はほとんどの場合が「緊張型頭痛」です。
肩や首の筋肉の緊張によっておこる頭痛であり、
頭痛の中でももっともおこりやすいタイプの頭痛です。

症状

肩こりや目の疲れと一緒に起こる

めまいを感じることもある

頭と締め付けられるような痛み

頭が重い感じがする

後頭部を中心に両側が痛くなる



上記の症状で定期的に痛みを繰り返す場合⇒【慢性緊張型頭痛】

頭痛と肩こりは密接な関係があるのですが、
頭痛の原因となる事柄はそれだけではありません。
少し頭痛の原因を考えてみましょう。

原因

睡眠不足

十分な睡眠をとらずにいると慢性的な頭痛症状を引き起こしてしまう場合があります。

不良姿勢

姿勢の悪さからくる身体のゆがみは、血行が悪くなるので頭痛や肩こりが起りやすくなります。

メガネやコンタクト

デスクワーク

車の運転

ストレス

人間関係や悩みなど精神的なストレスを感じると、頭痛を引き起こす事があります。



解消法

薬を飲む

市販頭痛薬で有名なバファリン・ロキソニン・セデス・イブは緊張性頭痛に効きます。

自分と相性のいい薬を選び、用法・用量を守って使用するようにしましょう。

パソコンの休憩をとる

睡眠時間を十分にとる

長時間同じ姿勢をとらない

ストレッチ

ストレスを溜めない




めまい

頭痛と肩こりは密接な関係があるという事をお話しましたが
では、めまいの場合はどうでしょうか?
めまいはあまりつながりがないように思われがちですが、
実はこれも肩こりと密接な関係があります。

めまいには種類があります。
回転性めまい
動揺性めまい
この2つを感じる方に多く見受けられるのが肩こりです。
回転性めまいは、自分自身や周囲がぐるぐる回る感じのめまいで、
動揺性めまいは、頭や体がフラフラする感じで歩くとふらつくめまいです。

では、どうして肩こりがめまいを引き起こすのでしょうか?
一般的に肩こりは、筋肉の緊張などによる血行不良が原因とされています。
血行不良が血流障害となり、それがめまいを引き起こしてしまいます。

一方、立っていられないほどのめまいが頻繁に起こったり、
激しい頭痛などの他の症状がある場合は、急いで受診する必要があります。
受診科は、内科・神経内科・耳鼻咽喉科・脳外科・脳神経外科などへ
頭痛を伴うめまいであれば脳外科や脳神経外科を受診するといいでしょう。

たかが頭痛やめまいと思うかもしれませんが、そのせいで日常生活を送ることが
困難になったり、時には危険な状態になったりすることもありますので
油断だけはしないようしましょう。










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